C.C.C次回公演情報!

2021年C.C.Cがお贈りする次回舞台作品!C.C.C第9回公演「ファントムテイル」
今回の脚本は、コメディ作品に定評のある「矢部亮」が、そして演出には、昨年開催した『COLORS2』でAチームの演出をし高評価を得た「足立雄大郎」がそれぞれ担当。役者として高い演技力に定評のあるこの二人がどんな作品を描くのか乞うご期待!
≪あらすじ≫
島根県松江市。
国宝・松江城の天守にふらりとやってきた男、佐伯。
長期休暇を取ってあてもなく旅をしていた中、自身がファンである小泉八雲が敬愛していた島根へ足を運び、 松江城の天守閣からの眺めをただただぼーっと見続けていた。
一方明治時代、小泉八雲は教え子の浅野と共に天守閣へきていた。
そこへ、どこからともなく女性のすすり泣く声が聞こえてきた。
辺りを見回す小泉と佐伯。畏る畏る尋ねる。
「そこに誰かいるのか?」 ぼんやりと浮かぶ一人の美しい女性。
誰に向かうでもなくただ泣き続ける。
松江城落城の為に人柱として犠牲になった女性、お雪。
お雪の霊を見た小泉と佐伯は家族・旧友を駆使し、かつてこの松江城で人柱になった女の話を調べる。
そこには確かに、穏やかな村の中で起こった一つの悲劇があった。
松江藩藩主・堀尾吉晴は亀田山の麓に城を立てることを決意する。
築城の指揮を息子の忠氏に任せるが中々上手くいかない。
そこで村で最も美しい舞を踊るお雪に舞をさせたところ、恙なく築城は進むようになった。
そこで忠氏はさらなる強固な城となるよう、お雪を人柱にすることを決める。
地下牢に閉じ込められ、泣き叫ぶお雪。
それを再び見る小泉と佐伯。しかし彼らは触れることも救うことも出来ない。
己の無力さを嘆く二人。
だが、彼らは物書きの矜持を持って自らを奮い立たせた。
「物語では、紙の上では救ってみせる!」 かくして、人柱としてまさに埋められようとするお雪のところに、 二人がそれぞれに紡ぐお話の不思議な出来事が起こる。
彼らの物語は、お雪を救うことが出来るのか――。
≪公演概要≫
タイトル:C.C.C第9回公演「ファントムテイル」
場所:シアターKASSAI
日時:4/21(水)~4/25(日)全8公演
キャスト
【C.C.C】()内はC.C.C以外の所属事務所、団体名
秤谷建一郎
村上貴弘
マリコ(演劇ユニットEva)
田中琢磨
阿川祐未
新八
濵田茉莉奈
山内里紗(Actor's Live Theater)
etc...
スタッフ
脚本:矢部亮
演出:足立雄大郎
音響:矢作理
照明:河上賢一(La Sens)
舞台美術:門馬雄太郎
舞台監督:福元大介
制作:鈴木サトコ
音楽:秤谷建一郎
殺陣振付:松尾美香